音大で師事している佐藤彦大先生のコンサートに行ってきました!
今回のプログラムは
アルベニス《ピアノ・ソナタ第5番 変ト長調》
ラヴェル《高雅で感傷的なワルツ》
グラナドス《詩的なワルツ集》
ラヴェル《鏡》
19〜20世紀初頭の、ロマン主義から印象主義へと移り変わる音楽の流れを、
スペインとフランスという2つの国を軸にたどるプログラムでした
全体を通してワルツ(舞曲)が大きなテーマになっていて、
同じワルツでも、国や作曲家によって表情が全く違うのがとても印象的でした
スペインの曲ではあたたかくて情熱的な歌心があって、
フランスのラヴェルでは透明感や繊細さが漂っていて、
どれも同じ“踊り”なのに、まるで別の世界を覗いているようでした
音色の移り変わりや、景色が浮かぶような表現に聞き惚れてしまいました
莉南