7月16日、静岡AOIホールで開かれた
清水南高校音楽科3年生による芸術科演奏会へ、娘と一緒に行ってきました。
娘の母校ということもあり、演奏を聴きながら、高校時代のことが自然とよみがえってきました。
朝は始発で登校し、授業が始まる前から音楽室のピアノに向かい、
放課後も夜遅くまで練習してから帰宅。
そのあとレッスンに行ったり、夕食を済ませてからも夜11時までピアノ。
そんな毎日をずっと続けていて、今も変わらず続いています。
…と書くと「大変だったね」と言われるけれど、
不思議と、つらそうにしていた記憶はあまりありません。
同じ志を持つ仲間や、刺激をくれる先輩・後輩がいたからこそ、
大変な毎日も、どこか楽しげで、充実していたように思います。
今回の演奏会では、同じ門下の後輩がソロを披露していて、
その音に心が震えました。音楽って、やっぱりすごい。
何かに夢中で向かう高校生の姿は、
眩しいほどのエネルギーを放っていて、見ているだけで力をもらえます。
心がざわつくような日々の中でも、
そんなまっすぐな姿に触れると、ふっと深呼吸できるような気がします。