家族で知人の結婚式に出席しました。
長年、司法試験合格を目指して努力されてきた新郎。見事合格を果たし、このたび素敵な奥さまとご結婚されることとなりました。
一言では言い尽くせないほどのご苦労があったと思いますが、どんなときも穏やかで明るく、控えめなお人柄がとても印象的でした。
きっとこれから、誰かの痛みに寄り添える、優しく誠実な弁護士さんになられることと思います。
式では、ピアノ演奏で声をかけてもらい、入場ではワーグナー、お色直し入場ではメンデルスゾーンの「結婚行進曲」を弾かせていただきました。
莉南もお祝いの気持ちを込めて、ハイドンの《ソナタ ロ短調 Hob.XVI:32》を演奏させていただきました。
ハイドンは「交響曲の父」とも呼ばれ、古典派音楽の礎を築いた偉大な作曲家のひとりです。
彼の音楽には、「感謝」「平和」「安定」といった、人生の基盤に通じる温かなメッセージが込められており、結婚という人生の大切な門出にぴったりだと思い、この曲を選びました。
大切な節目に立ち会わせていただき、心温まるひとときを過ごすことができました。
末永くお幸せに──そんな願いを込めた一日でした。